スパイスカレーは隠し味で決まるって本当？使うべきスパイスを公開！

ステイホームが定着してきた今日、自宅で作るスパイスカレーの人気が高まってきています。お家で本格的にスパイスカレーを作ってみた、あるいは作ってみたいと思う人も増えてきたのではないでしょうか？
しかしながら、「コクが足りない」「なんか物足りない」など、なかなかお店のような味を再現するのは難しいですよね。そんな時には、隠し味を少し加えるだけでカレーの味が劇的においしくなります。
そこで今回は絶品スパイスカレーに入れるべきおすすめの隠し味を徹底解説します！

カレーは隠し味のスパイスですべてが決まる

スパイスカレーを作る際に土台となるのは、隠し味であるスパイスです。スパイスはそれぞれ香り、辛み、色を付ける役割で分けることができ、合わせるスパイスのバランスによってカレーの味が決まります。
カレーに使われるスパイスは６０種類以上とたくさんありますが、その中でも押さえておきたいスパイスをいくつか紹介します。

いつもと違う変化を楽しみたい場合の隠し味

カレーの味付けが毎回同じになっていませんか？カレーレシピのバリエーションを増やしてマンネリを卒業しましょう！

クミンシード

カレーのあの食欲をそそるいい匂いはクミンの香りによるものです。スパイスの中でもとくに香りが強く、加熱すると一層香りが引き立ちます。また、クミンにはほのかな苦みがあり、単体でもカレーらしい独特な香りがします。カレースパイスの配合はクミンをベースにほかのスパイスをブレンドしていきます。

クミンには「シード」と「パウダー」の２種類があります。クミンシードとはクミンの種子そのもののことで、クミンパウダーはクミンシードを粉末状にひいたもののことをいいます。
役割として、香り付けをするだけならクミンシード、臭み消しや味のアクセントをつけたいときは、料理そのものに溶け込みやすいクミンパウダーを使うといいです。
さらに、クミンシードはそのままだと苦みが強いため加熱して使用します。ただし、クミンシードは加熱しすぎても苦みが増してしまうため、初心者の方はクミンパウダーから始めてみるのがおすすめです。

カルダモン

カルダモンは甘く爽やかな香りが特徴的なスパイスです。また、カルダモンは「香りの王様」と呼ばれていて、カレーに少量入れるだけでも十分にスパイシーさを感じることができます。
カレーの隠し味として欠かせないのはもちろん、お肉の臭み消しやお菓子の香りづけにも使える万能スパイスです。

ガラムマサラ

ガラムは「辛い」、マサラは「混合物」という意味を持ちます。その名の通り多種類のスパイスを調合したミックススパイスです。本場インドでは家庭ごとに配合が違ってくるなど厳密に決まった組み合わせはありません。カレーに加えると深みが増して辛みが強調されます。
またカレールウでカレーを作った時にも、ガラムマサラをプラスすることでカレーの味が激変するのでおすすめです。

甘みを追加したい場合の隠し味

お子さん向けに甘いカレーを作りたいという方も必見！カレーをマイルドにする隠し味を紹介します。

ハチミツ

はちみつを加えることでカレーに自然な甘さが出て、まろやかな味に変化します。また、はちみつはカレーに甘味を加えるだけでなく、お肉を柔らかくしてくれる食材でもあります。
お肉の表面に薄くはちみつを塗ると、はちみつに含まれる糖分が中まで浸透して、お肉が硬くなりにくいです。

ジャム

ジャムの使い道はパンに塗るだけではありません。カレーにスプーン一杯のジャムを加えるだけで、甘みやフルーティーな香りを出すことができます。
また、カレーをまろやかにしたいときにもジャムを入れるのがおすすめです。

さらに甘みを強くしたいときは、甘みの強い野菜と一緒に使用するといいです。例として、かぼちゃやトマト、玉ねぎ、にんじんなどがあります。
子供向けに甘いカレーを作りたいときなどにはぴったり！ぜひ参考にしてみてください。

辛みを追加したい場合の隠し味

辛い物が好きな方におすすめ！スパイスの風味はあるけれど、辛さが足りないときに使える隠し味を紹介します。

唐辛子

自宅にあるもので簡単にカレーを辛くしたいときは、唐辛子がおすすめです。特に一味唐辛子は、カレースパイスとうまく調和してくれるため、カレーの風味を壊さずに辛みを調節してくれます。
また、チリペッパーやチリパウダーなど少し加えるだけでも辛くなるスパイスもあるため、自分の好みに合わせて使い分けてみてください。

コショウ

ブラックペッパーなどの胡椒類は、他のスパイスに比べて、家庭でも馴染み深い調味料ですよね。胡椒は素材や料理を選ばずに使えるのも用いやすいポイントです。
カレーを仕上げる前に加えることでピリッと刺激的な味になって、スパイシーかつパンチのあるカレーに出来上がります。ホールや粗挽き、粉末など種類がありますが辛さは粒子が小さくなるにしたがって強めになります。

コクを追加したい場合の隠し味

カレーにより一層コクを出してくれる、手軽に用意しやすい隠し味を紹介します。

ニンニク

ガーリックは、カレー以外にもいろんなところで使われていてなじみのあるスパイスですよね。スタミナ増進作用や美肌作用、夏バテ予防など様々な働きをする成分が含まれています。
カレーに加えるとコクが増すだけでなく、ガツンと刺激的な味になり、食欲をそそる風味が口いっぱいに広がります。
ニンニクのにおいが気になるときは、食後にりんごを食べると嫌なニンニク口臭が消えてくれます。

ショウガ

カレーに隠し味として生姜を入れてあげることで、コクや香りをプラスすることができます。よりカレーを美味しくしたいときは、生姜とニンニクをセットで使いましょう。
そうすることでよりしっかりとカレーにコクをつけてくれます。また、生姜にはカレーの隠し味以外に肉を柔らかくする効果もあります。
お肉を焼く前に数分つけておくことで、格段に柔らかくなるんです。

スパイスカレーの隠し味のまとめ

皆さんいかがでしたでしょうか。今回は、スパイスカレーに使われるおすすめの隠し味を紹介しました。今日紹介したスパイスのほかにも、まだまだカレーを美味しくする隠し味やスパイスがあります。
是非たくさんのアレンジを楽しみながら、世界に一つだけのオリジナルカレーを作ってみてください。

この記事を作成した人

HELLO MY BLENDのスタッフ

HELLO MY BLENDは、「食の手作りキットを通して、お客さまに”つくる”楽しさを伝えるきっかけになりたい！」との想いで活動をしている、スパイスとハーブのブランドです。

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